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導入事例

株式会社ネグジット総研 様の場合

平成22年11月1日「feedpath Mail」「サイボウズ Office for SaaS」「サイボウズ デヂエ for SaaS」の3事業についてフィードパス株式会社より、沖縄クロス・ヘッド株式会社へ事業譲渡されました。
本導入事例コンテンツは、平成22年11月1日以前にフィードパス株式会社が行った取材を元に作成/公開されています。
導入サービス サイボウズ デヂエ for SaaS
(ライブラリ構築支援サービスを含む)
利用者数 34人
業種/業務内容 情報通信業 / 情報サービス業 / ソフトウェア業
事業内容 ソフトウェアの開発・販売
企業経営・医業経営の総合コンサルティングサービス
ホームページ http://www.nextit.co.jp/

会社概要

株式会社ネグジット総研は、企業・医業経営の総合コンサルティング企業である。

中でも、「保険薬局」に特化したコンサルティングを得意分野とし、お客様の多様なニーズに応えるべく、オーダーメードでのサービス提供を心がけているという。

「保険薬局」をご存知だろうか。日用品や化粧品がメインのいわゆる「ドラッグストア」ではなく、病院の近くにある処方箋を扱うことができる薬局のことを指す。

「ここ15~20年くらいの間に、保険薬局は急増しています。店舗が増加し続けているため、人材が不足する。人材が不足すると人件費が高騰し、利益率が下がってしまう、という悪循環が生まれます。同時に、今や患者様が薬局を選ぶ時代になっており、保険薬局を取り巻く環境は大きく変わってきました。」(コンサルティング事業部 山下 善史氏)

導入までの経緯

同社では、「現場(店舗)の課題をつかみ、本部(経営者)の意思を瞬時に徹底させること」にコンサルティングの重点をおき、本部(経営者)・エリアマネージャー・店舗(薬局長)を三位一体にするための取り組みに力を入れている。

「これまで、本部(経営者)からそれぞれの店舗(薬局長)へ向けた、一方通行の情報発信が多かった。店舗と店舗とを横につなぐコミュニケーションの場がなかったのです。」(山下氏)

店舗同士が自由に情報を発信、活用できる場が必要不可欠であると確信した山下氏は、拠点間に点在している情報を、Web上で蓄積・共有できるシステムを探し始めた。

山下氏はインターネットで様々なWeb型のデータベースサービスを調査し、サイボウズ社の「サイボウズ デヂエ」(以下デヂエ)を知ったという。デヂエは、システムの知識が不要で、誰でも気軽にデータベースを構築できる製品だ。同氏はすぐにサイボウズ社に問い合わせ、フィードパスがSaaS型で提供していることを知ったそうだ。

導入の決め手

Web型のデータベースサービス導入にあたり、同社の要件は以下のようなものであった。

  • ・ 自社運用ではなく、アウトソース可能なWebサービスであること(拠点間利用が可能、導入・運用コストの低減)
  • ・ 導入時の設計・構築サービスがあること(導入時の手間を削減、要望に応じた構築がスピーディーに実現)
  • ・ 拡張性、柔軟性に優れていること(機能追加や変更が容易、ユーザーによる操作が簡単)
  • ・ 実績のある信頼性の高いサービスであること(バージョンアップでの機能強化、サポート対応)

山下氏はまず、システム開発企業に依頼した場合を想定してみたそうだ。しかしながら一回の開発費用が高額なこと、開発後の細かな依頼やフォローといった面で後が続かないと判断した。そこで、構築の部分から要件を満たしていたフィードパスに相談することを決めた。

「フィードパスはサイボウズ社のグループ企業で、デヂエをSaaS型で提供しているという実績には安心感がありました。何よりも、ライブラリ構築支援サービスがあった。これが大きかったですね。デヂエは誰でも簡単にデータベースを作れる手軽さがありますが、保険薬局向けのシステムとして完成させるには、初期構築をお願いする方が圧倒的に早いと思ったのです。」(山下氏)

このような経緯で、デヂエ for SaaSライブラリ構築支援サービスの導入が決定した。

ライブラリ構築の道のり

早速、具体的な構築が始まった。作成するライブラリの名称、順序、細かな機能(絞り込み、集計、ビュー、アクセス権)をひとつひとつ確認しながらの作業である。それぞれのライブラリがどのような目的で存在し、実際に利用するユーザーがどのタイミングで登録するのか、山下氏とフィードパス担当者の間では、綿密な打合せが繰り返された。

要件確定から2ヶ月、ついに保険薬局向けの経営支援システム「PharmacyDB powered by サイボウズ デヂエ」が誕生した。

「ライブラリ構築支援をお願いして良かったのは、予想どおり完成までのスピードが速かったこと、構築内容に合わせたマニュアルを整備いただいたことです。また、構築後のデモ環境提供などの営業フォローが充実していたことが非常に助けになりました。」(山下氏)

日々の業務実績や、労務状況の登録・共有をするための「薬局長日報」、月次、年次での予算・実績集計・比較のための「月間(年間)数値予実管理シート」に加え、調剤ミス、過誤、事故等のデータ蓄積・集計・共有ができる「ヒヤリハット・クレーム報告&集計シート」などが主なテンプレートとなっている。

今後の展望

「PharmacyDB powered by サイボウズ デヂエ」の当面の目標は、2009年末までに最低500ユーザー(50社×10店舗)を獲得することだという。

「デヂエ for SaaS には、商品としての展開の幅がまだまだあると思っています。今回の『PharmacyDB powered by サイボウズ デヂエ』を皮切りに、経営コンサルティングの別の側面でもうまく活用していきたいですね。」(山下氏)

今回、保険薬局向けコンサルティングのノウハウをデヂエ for SaaSでパッケージ化することに成功した同社。「NEXTIT(次にくるもの)」は何か、同社の今後の動向から目が離せない。

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