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導入事例

ピーシーエー生命保険株式会社 様の場合

平成22年11月1日「feedpath Mail」「サイボウズ Office for SaaS」「サイボウズ デヂエ for SaaS」の3事業についてフィードパス株式会社より、沖縄クロス・ヘッド株式会社へ事業譲渡されました。
本導入事例コンテンツは、平成22年11月1日以前にフィードパス株式会社が行った取材を元に作成/公開されています。
導入サービス サイボウズ デヂエ for SaaS
利用者数 30人
業種/業務内容 生命保険業
事業内容 生命保険、年金、投資信託、銀行、投資顧問、損害保険など総合的な金融サービスの提供
ホームページ www.pcalife.co.jp

会社概要

誰でも一度は見たことがある赤いロゴ。ピーシーエー生命保険株式会社は、保険発祥の地イギリスで 160 年以上の歴史を誇る金融サービスグループ「英国プルーデンシャル社」のグループ企業として、1990 年に設立された。

長い歴史で培われた商品知識と強固な財務基盤を背景に、日本でもクオリティの高い商品・サービスを提供している。
また、盲導犬の普及活動支援や、乳がんの早期発見を啓発するピンクリボン運動支援など、独自の社会貢献活動を積極的に行っている。

導入前の状況

同社では、外部ベンダとのシステム開発プロジェクトが決定すると、外部ベンダが提供するサービスを利用して、開発にかかわるQ&Aや要望事項を共有していたという。

今回、10ヶ月に及ぶ基幹システムのオフショア開発プロジェクトが持ち上がったのをきっかけに、今後も想定される外部企業との開発案件を見据え、継続して利用できる「他社とのコミュニケーションツールを自社で持ちたい」という要望が社内で挙がったのだそうだ。

「プロジェクトは弊社、外部ベンダ、大連の開発企業の 3 拠点にまたがっていました。開発に関わる全ての膨大なデータを漏れなく共有することが目的だったんです。」(広瀬 氏)

こうして社内からの要望がきっかけとなり、要件を満たすサービスの選定が始まることとなる。選定に先立ち、外部ベンダにいくつかのサービスに対する評価を依頼したのだと広瀬氏は語ってくれた。

導入の決め手

SaaS(ASP)型で利用できるコミュニケーションツールを評価したのは外部ベンダだった。以下に評価シートの抜粋を紹介する。

カテゴリ 優先順位 必要機能 サイボウズ
デヂエ
for SaaS
データ操作 1 必要項目が管理できる
3 複数ユーザーで同時に使用してもデータベースの整合性が保てる
運用 5 データベース、フィールドにアクセス制限をユーザーやユーザーグループ単位で付与できる
4 外部データのインポートやエクスポートができる
付属機能 2 データベース登録または更新時、適切な相手に自動でメールが送れる
総合評価(10点満点) 9.7

必要機能は約 20 項目におよび、それぞれに優先順位がつけられている。候補として挙がっているサービスが、必要機能をどれくらい満たしているか「◎、○、△、×」のいずれかで表すようになっているのだ。記号の意味は以下のとおりである。

  • ◎:制限なく可能
  • ○:制限つきで可能
  • △:一部可能、一部不可
  • ×:不可

「サイボウズ デヂエ for SaaS」は、総合評価で 10 点満点中 9.7 点という他の比較サービスの中でも最も高い評価をいただいていた。

「ベンダからの紹介があったこと、要件を満たしていたことはもちろんですが、実はプロジェクトの開始時期が迫っていたんです。そこですぐにデヂエ for SaaS を試用してみました。操作しやすく、使い始めてすぐにこれならいける、と思いました。」(広瀬氏)

導入効果

同社では、ライブラリ(※1)にデータが追加されたり、更新されたりしたタイミングで、必要なメンバーにメールで通知(※2)されるようになっている。必要なメンバーだけに必要な情報を確実に共有しているのだ。

「何が効果ですか?と聞かれると難しいですが、通常こういった国内外の拠点間プロジェクトでは人を雇わないと上手く回らないと思うんです。デヂエを導入したことで人的コストの削減ができたということですね。」(広瀬氏)

加えて、サーバが要らない SaaS 型を選んだことで、サーバ管理やネットワーク構築のコストも大幅にカットできたという。

※1 ライブラリ:蓄積したデータのまとまりで、実際にデータを格納する場所
※2 メール通知機能:レコード(※3)の登録・編集・削除やレコードコメントの書き込みなどが行われたことを、関係するユーザーにメールで通知できる機能
※3 レコード:ライブラリに格納されている 1 件分のデータ

主な活用方法

前々項にて紹介したオフショア開発プロジェクトでは、常に生まれる疑問点をユーザー間で共有し、ナレッジとして蓄積する「QA 一覧ライブラリ」がある。

【QA 一覧ライブラリを使った業務フロー】

  • 1.ピーシーエー生命保険株式会社様:QA 起票 → 外部ベンダへメール通知
  • 2.外部ベンダ:メール通知を受け取る
  • 3.外部ベンダ:納期やステイタスを変更 → 大連開発企業へメール通知
  • 4.大連開発企業:メール通知を受け取り、開発作業を開始

必要な情報を必要な人にメール通知することで、開発までの完全なサイクルが完成している。

【QA 一覧ライブラリの項目】

1 No
2 プロジェクトフェーズ
3 QA内容
4 ステイタス(PCA確認中/ベンダ確認中/見送り/完了)
5 起票日
6 起票者
7 業務分野
8 回答期限
9 回答予定日
10 回答内容
11 回答者
12 備考
13 終了日

愛用の機能

「サイボウズ デヂエ for SaaS」の導入後、利用頻度が最も高い機能はデータの CSV ファイルへの書き出し(※4)である。

プロジェクトの進捗報告に関する資料作成時に活躍するのだそうだ。

「資料に必要なデータはすべてデヂエに入ってますから、必要な部分を CSV 形式で書き出して少し加工する。それをそのまま資料に貼り付けるだけです。これは便利なのでかなりの頻度で使っていますよ。」(広瀬氏)

また、セキュリティポリシーの観点から、仕様書関連ファイルは格納しない、というルールを設けている。加えて、ディスク容量を考慮し、なるべくファイルを添付しない運用を心がけていた。

※4 CSV 書き出し機能:CSV 形式による全レコードを対象とした書き出し、検索や絞込みの結果レコードの書き出しができる機能

フィードパスへの期待

現在同社では、外国人の社員が多く在籍している。「サイボウズ デヂエ for SaaS」を利用するのは日本語のタイピングができる社員に限られているそうだ。

「日本語が苦手な外国人社員から、『デヂエに言語切り替えの機能があれば使えるのに』という意見をもらいました。確かに、ワンクリックで言語表示を切り替えられたらユーザー数はもっと増えますね。」(広瀬氏)

国内外の拠点間プロジェクト管理に Web 型データベース「サイボウズ デヂエ for SaaS」を利用する。SaaS(ASP)型ならではの運用方法である。この試みによって、同社における「サイボウズ デヂエ for SaaS」はますます活躍の場を広げていくことだろう。

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